そんなあなたに読んでいただきたい記事です。
今回はWordPressのプラグインであるWP Super Cacheの設定方法と使用方法を紹介します。
この記事の内容
WordPressのプラグインWP Super Cacheの大まかな役割を解説
WP Super Cacheの設定方法と使用方法を初心者でもわかるように画像を多用して解説
WP Super Cacheと他のプラグインの干渉事例紹介
この記事を読むべき人
WP Super Cacheの設定方法や使用方法がわからない人
ブログのページ表示速度を向上させたい人
結論から言うと、WP Super Cacheはサイト表示速度を高速化してくれる便利プラグインです。
しかし、他のプラグインと干渉を起こしやすいプラグインともいわれているため扱いには注意が必要な場合があります。
それでは早速行ってみましょう!
目次(タップでジャンプ)
そもそもWP Super Cacheとは
WP Super Cacheを一言でいうと、
ページの表示速度を改善してくれる便利プラグインだよ!!
WP Super Cacheは「ページキャッシュに特化」した初心者でも直感的にわかりやすいキャッシュ系プラグインの一つです。
WP Super Cacheを導入することにより、あるユーザーにより表示されたページの情報をキャッシュとして保存し、また別の人がページが表示する時にはその保存されたキャッシュが利用されます。
要するに、ページの情報を都度ユーザーに提供するのではなく、情報の使いまわしをしているイメージですね。
これにより、ユーザーごとに提供するデータ量が少なくなるためページの表示速度が向上するということなんです。

WP Super Cacheのインストール方法
念のためインストールから解説していきます。

①WordPress管理画面の「プラグイン」をクリック

②右上の「新規追加」をクリック

③検索欄に「WP Super Cache」と入力
④上の画像のようなアイコンのプラグインを見つけたら「今すぐインストール」をクリック後、「有効化」をクリック
WP Super Cacheの設定方法
それでは設定方法に移っていきましょう!

④WordPress管理画面の「設定」から「WP Super Cache」をクリック
簡易タブの設定
まずは簡易タブの設定です。

ここからの設定は基本「推奨」と記載のある項目にチェックを入れていけばOKです

⑤「キャッシング利用」にチェック
チェックを入れることでWP Super Cacheのキャッシング機能が有効になります。
⑤「ステータスを更新」をクリック

⑦「キャッシュをテスト」をクリックするとキャッシュとして保存されたページが問題ないかをチェックすることができます。
クリックして、下のような画像になれば問題はありません。

詳細タブの設定
次に詳細タブの設定を行っていきましょう!

こちらも基本的には「推奨」と表示のあるものに対してチェックを行っていきます。


⑧~⑭の推奨とされているものに全てチェックを入れていきます。
⑮最後に「ステータスを更新」をクリックです。
プリロードタグの設定
次にプリロードタグの設定です。

ここまでの設定で、複数ユーザーがいた場合の2人目以降の方に表示されるページデータが使いまわしされ、表示速度が高速化されます。
「じゃあ最初にアクセスした人はどうなるの?」
ということですが、最初の人にもある程度早い表示速度で表示させてあげる設定がこちらのプリロード設定です。

⑯こちらも推奨にチェックです。
⑰「設定を保存」をクリック
⑱「キャッシュプリロードをすぐに実行」をクリック
WP Super Cacheの使用方法
WP Super Cacheの使用方法は非常に簡単で、とあるボタンをポチっとするだけです。


まずは、「コンテンツ」タブまたはWordPress管理画面上部の帯に「キャッシュを削除」という項目が出てきている方はそちらをクリックです。

記事の投稿や更新、サイトデザインの変更など、ことあるごとに上記のボタンを二つともクリックします。
「サイトの表示がおかしくなった」などの問題が発生した場合、「キャッシュ」が原因である可能性が高いです。
「サイトに何か変更を加えたらキャッシュ削除をクリック」を習慣づけておきましょう!!
WP Super Cacheの使用上の注意
WP Super Cacheを使用する際には以下のような注意点があります。
ブログ向けプラグインなので会員制のECサイトなどには使用しない
会員制のECサイトなどにキャッシュプラグインを導入すると、既に図で示したように「Aさんがみたページ情報を使いまわしてBさんにも見せる」ため、個人情報の漏洩につながります。
もともとキャッシュプラグインはブログ運営向きの仕組みしかとっていないそうですよ。
他のプラグインとの干渉
現状、運営者が体験した、あるいは見聞きした干渉例を下に挙げておきます。
他のページキャッシュプラグインと併用しないようにする
同様の機能を持つキャッシュプラグインを併用すると高い確率で干渉します。
WP Super Cacheはページキャッシュ特化のプラグインですので他のページキャッシュプラグインは導入しないようにしましょう。(ページキャッシュでなければ大丈夫)
プラグインBJ Lazy Loadとの干渉
僕の体験談です。
BJ Lazy LoadのApply to post thumbnailsの設定をYesにしていた場合に、サイト内で「文字被り現象(スマホ)」が見られました。
しかしながら、Apply to post thumbnailsの設定をYesにした場合でも、記事の投稿や更新後に「キャッシュを削除」を行うと改善されました。
とにかく何かサイトを変更したらWP Super Cacheの「キャッシュを削除」をクリックです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
基本的にWP Super Cacheはサイト高速化を手助けしてくれる有能プラグインです。
使用する場合は、サイトにに変更を加えたら「キャッシュ削除」をポチっとな!を習慣化しましょう♪
ちなみにテーマJINを利用している方はこちらにおすすめのプラグインがまとまっています。
エックスサーバーでできる意外と見落としがちなサイト高速化の設定はこちら!